水槽継目FRPライニング工事
2024/8/8
概要
受水槽で一般的に使われているボルト組立式パネルタンクは、パネル同士をボルトで締結して水槽を組立します。
パネルとパネルの間にはシール材(パッキン)がありますが、経年劣化等によりパネル同士の繋ぎ目部分から漏水することがあります。
漏水があった場合ボルトの増し締めで様子をみますが、それでも漏水が止まらない場合は、水槽の内部からパネル同士の継ぎ目部分をFRPでライニングして漏水を止めます。
工事
一般的な作業の流れは次のとおりです。
水抜き → 下地処理(サンディング) → FRPライニング(積層) → 乾燥・硬化 → 清掃・消毒 → 水張り → 漏水確認
施工前
下地処理では、FRP積層面を研削工具を使って目粗し(サンディング)します。
施工中
FRPの原材料である樹脂を使用するため、作業中は溶剤臭が発生します。
施工後
経年劣化した水槽の継ぎ目から漏水があった場合は、継目FRPライニング工事は効果的です。